こんにちは。みしま小児科クリニックの小林孝輔です👨⚕️
冬になると毎年のように流行するのが「インフルエンザ」❄️
子どもたちの間であっという間に広がってしまうこともあり、保護者のみなさまにとっては心配な感染症ですよね。
今回は、インフルエンザの基礎知識や症状、予防法、もし感染してしまったときの対応を、イラストを読むようにわかりやすくまとめました😊
🦠 インフルエンザってどんな病気?
インフルエンザは インフルエンザウイルス によって起こる呼吸器の感染症です。
種類はA型・B型・C型がありますが、毎年流行するのはA型とB型です。
-
🅰️ A型:高熱が出やすく、全身症状も強い。大きな流行の原因になることも。
-
🅱️ B型:症状は少し軽めなこともありますが、長引きやすく、子どもでは吐き気や下痢などの消化器症状が出やすいです。
🤒 主な症状
風邪と似ている部分もありますが、インフルエンザは 突然ぐんと高熱が出る のが特徴です。
📌 よく見られる症状
-
🌡️ 38℃以上の高熱
-
🤕 頭痛
-
🛌 強いだるさ(倦怠感)
-
💪 筋肉痛・関節痛
-
😷 咳・のどの痛み
-
🤧 鼻水・鼻づまり
-
🍴 食欲不振
-
👶 子どもでは吐き気・下痢が出ることも
📅 いつ流行するの?
日本では、11月ごろから流行が始まり、年末〜3月にピークを迎えます。
特に幼稚園や保育園、小学校など、子どもたちが集まる場所で広がりやすいです🏫
🤔 風邪とのちがい
「風邪かな?インフルエンザかな?」と迷うこともありますよね。
🔍 ポイントはここです👇
-
💥 発症:インフルエンザは突然!風邪はじわじわ
-
💪 症状:インフルは全身にくる、風邪はのどや鼻が中心
-
⚠️ 合併症:インフルは肺炎・脳症など重くなることがある
🛡️ 予防するには?
完全に防ぐのは難しいですが、日頃の工夫でリスクをぐっと下げられます。
-
💉 ワクチン接種(毎年10〜12月がおすすめ)
-
🧼 手洗い・うがい を習慣に
-
😷 マスク着用 と咳エチケット
-
💤 十分な睡眠とバランスのとれた食事
-
🚶 人混みを避ける
🏡 かかってしまったら
もしお子さんやご家族がインフルエンザになったときは…
-
🛌 登園・登校は控え、自宅で安静に
-
💧 こまめな水分補給
-
🍚 食欲がなければ無理せず、消化の良いものを少しずつ
-
💊 解熱剤などは必ず医師の指示で
-
🚫 家族内感染を防ぐため、タオルや食器は共用しない
🚨 すぐに受診してほしいサイン
小さなお子さんは重症化が早いこともあります。こんな症状が見られたらすぐ受診してください。
-
😴 ぐったりして反応が鈍い
-
😮💨 呼吸が荒く苦しそう
-
⚡ けいれんを起こした
-
💧 水分がほとんど取れない/尿が極端に少ない
-
🌡️ 高熱が数日続いている
💊 治療について
インフルエンザには 抗インフルエンザ薬 を使うことがあります。
発症から48時間以内に服用を始めると効果的です。
👦🏻 小児の場合は、年齢や症状に応じて「内服薬」か「吸入薬」を医師が選びます。
❓ よくある質問
Q1. インフルエンザのワクチンはいつ接種すべきですか?
ワクチンは流行シーズンが始まる前の10月〜12月に接種するのが理想的です。毎年流行するウイルスの型が異なるため、毎年の接種が必要です。
Q2. インフルエンザは家族内でうつりやすいですか?
インフルエンザは家族内でも感染しやすいので、感染者が出た場合は手洗いやマスク、換気を徹底し、タオルや食器の共有を避けましょう。
Q3. 予防接種を受けてもインフルエンザにかかることはありますか?
ワクチンを受けても100%防げるわけではありませんが、重症化の予防に大きく寄与します。
🌈 まとめ
インフルエンザは子どもにとって身近な病気ですが、ときに重症化することもあります。
「予防」と「早めの対応」 が安心につながります✨
👉 次回のブログでは「インフルエンザの治療」について、さらに詳しくお話しします💡
何か心配なことがあれば、いつでもみしま小児科クリニック青葉台までご相談ください。
ブログで取り上げてほしい題材やご質問がありましたら、下記問い合わせ先メールから、いつでもご相談ください(^^♪
mishimachildclinic@gmail.com
過去記事などはこちらからも参照できます。