小児アレルギー

小児アレルギー

小児アレルギー食物アレルギー・アレルギー性鼻炎・アレルギー性皮膚炎・気管支喘息など、幅広いアレルギー性疾患を診療し、適切な治療を行っております。

気管支喘息

気管支喘息がある場合、気管の分泌物や浮腫みによって気道が狭くなっていて空気が通りにくい状態となっています。また、気管支周囲の筋肉が収縮しているのも影響します。ゼーゼー・ヒューヒューといった喘鳴が起こり、呼吸が苦しい症状が見られます。

小児気管支喘息

小児にみられる気管支喘息は、アレルギーが原因である「アトピー型」がほとんどです。また、1歳未満の乳児の場合は、気道感染ウイルスによる「非アトピー型」が多く見られます。特に、気道が狭くなって喘鳴の症状が現れるものとして、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスなどが挙げられます。生後3カ月未満の赤ちゃんに喘鳴などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。また、生後1カ月を過ぎた赤ちゃんでも、ミルクをあまり飲まない・元気がない・顔色が悪いなどの様子が見られる場合は、早めに受診してください。

蕁麻疹

皮膚に発疹や発赤などが起こる状態を蕁麻疹と言います。小児では原因が不明な特発性蕁麻疹が最も多いと言われておりますが、蕁麻疹の症状が、アレルギー症状として現れている場合や、蕁麻疹を何度も繰り返すと、重篤な発作を引き起こす恐れがあります。また、アレルギー症状の場合は、軟膏だけでは改善が見られないことが多くあります。この場合、原因を特定して適切な治療を行います。

アトピー性皮膚炎

湿疹が繰り返される・湿疹が悪化するなどの場合は、これまでの生活習慣の改善や内服薬の選択などを見直さなければなりません。特に、軟膏は患者様の症状や状態に適した処方が必要です。塗り方やタイミング・種類や回数・量によって、治療効果が大きく異なります。当院では、生活習慣の改善や軟膏の塗り方・塗るタイミングについて、丁寧に指導を行っております。内服薬も、漢方薬を併用するなど、患者様に適した処方を行います。また、お子様のつらい皮膚症状を改善するためには、ご家族や周囲の協力が非常に重要です。お子様と接する周囲の方にお願いする協力内容などについても、きめ細かくご説明しております。症状に関して不明な点や気になる点がありましたら、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

食物アレルギー

主な症状として、発疹・咳・喘鳴・嘔吐・下痢などの症状が現れます。乳幼児の場合は、蕁麻疹が出て発見されることが多くあります。小さいお子様によく見られるのは、鶏卵・小麦・牛乳によるアレルギーです。また、学童期の花粉症では、PFAS(果物アレルギー症候群)といって、果物アレルギーが交差反応として現れることがあります。これは、花粉の飛散時期以外でも発症します。食物アレルギーに対する正確な診断と適切な治療を行うためにも、食物アレルギー症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

舌下免疫療法

ほこりやダニなどのハウスダストによる通年性アレルギー性鼻炎と、花粉の飛散時期など特定の季節だけ症状が現れる季節性アレルギー性鼻炎があります。主に、鼻水・鼻づまり・目の痒み・くしゃみなどの症状が現れます。
舌下免疫療法は、アレルギーの治療薬を舌の下に置く治療法で、アレルゲンに対する免疫を付けていきます。スギ花粉症の場合は、春の季節以外で治療開始する必要があります。受験や入学・入社など、春の時期に重要なイベントがある方などにお勧めの治療方法です。舌下免疫療法をご検討の方は、当院までお気軽にご相談ください。

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